こんにちは。てらこです。
あるセッションで職務経歴書を添削した方から、こう言われました。
「この経歴書を使って、どんどん応募していけばいいですよね!」
そのとき、わたしは優しく、でもはっきり伝えました。
「残念ながら、それはNoです」
なぜなら、その経歴書が応募先に“マッチしている”かどうかは、まだわからないからです。
志望動機って、企業ごとに違うはずですよね?
だからこそ、最低限、志望動機は毎回変える必要があります。
「どこにでも当てはまるように」と、手間を省くために無難な志望動機にする人がいますが、それでは心に届きません。
たとえば、
「お年寄りに自然に席を譲るあなたのことが大好きです!」
というラブレターと、
「あなたの優しいところが大好きです!」
というラブレター。
どちらを受け取ったら、あなたの心は動きますか?
……前者じゃないでしょうか。
誰にでも当てはまる言葉は、誰の心にも届かないのです。
だから、どんなに面倒でも、応募先ごとに経歴書はカスタマイズするべきです。
面倒? そう思いますよね。
でも、これはあなたの人生のターニングポイントの話です。
この大事な局面をショートカットしてどうするの?
誰かに選ばれるためじゃなくて、あなた自身が納得できる選択をするために、手間を惜しまないでほしいと思います。