こんにちは、てらこです。
「未経験からプログラマになれるんでしょうか?」そんなふうに尋ねられることがあります。
わたしの答えは、「なれます。でも、覚悟は必要です」です。
ただし、いきなりプログラムを書く仕事に就ける人は、正直ほとんどいません。
多くの人は、テスト業務や運用・保守のサポート業務からスタートして、少しずつ実践的な知識を身につけていきます。
ここで大切なのは、「見る力」を育てることです。
- 先輩が書いたコードをじっくり読んでみる
- トラブルへの対応を観察して、「なぜそう判断したのか?」を考えてみる
ただ「作業をこなす」のではなく、自分の中で再現してみること。
それが、本当の意味での“学び”になります。
そしてもう一つのカギが、「実践の場で得られる情報を、自分で拾いにいく姿勢」です。
- 社内で飛び交う会話にこっそり耳を傾けてみる
- 過去の資料やログを自分で調べてみる
- メールのCCに入っている情報も、自分の視点で読み解く
こうした地道な積み重ねが、あなたの視野を広げ、理解の解像度を上げてくれます。
ネットで検索すれば知識は手に入ります。
でも、「なぜそうするのか?」という"問い"や“考え方”まではなかなかつかめません。
生成AIで得られるのは"答え"なのです。
現場には、その“なぜ”が詰まっています。
リアルな思考に触れられることが、あなたの最大の成長機会になります。
未経験からプログラマになるために必要なのは、知識よりも「姿勢」と「環境」。
そして、自分で学びを取りに行く“覚悟”です。
その覚悟さえあれば、道はちゃんと開けていきます。
そして、その次の選択肢も、きっとあなた自身で選び取っていけるはずです。