こんにちは、てらこです。
転職エージェントに不満を持っている方、結構いませんか?
「なんか事務的だった」
「こちらの希望を聞いてくれなかった」
「紹介された企業がピンとこない」
そう感じるのも無理はありません。でも、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんです。
無料のサービスに、私たちは期待しすぎていないでしょうか?
経歴を聞いてくれて、要望をヒアリングして、企業を紹介してくれる。これって、よく考えるとすごいサービスですよね。
でも、あなたが本当に期待しているのは、それ以上のことじゃないでしょうか?
たとえば、
- 自分の経歴を深掘りして言語化してくれる
- 迷っていることに親身にアドバイスしてくれる
- 気づかなかった視点を提示してくれて、本当に合う企業を紹介してくれる
- 応募や入社まで寄り添ってサポートしてくれる
そんなふうに、「自分のために動いてくれる存在」を、心のどこかで求めている。
…その気持ち、すごくわかります。
でも残念ながら、そういうエージェントにはほとんど出会えません。
なぜなら、そのスタイルでは儲からないからです。
転職エージェントのビジネスモデルは、企業からの紹介手数料で成り立っています。
つまり、「あなたが企業に入社すること」がゴールなんです。
あなたの人生やキャリアの悩みに寄り添うことがゴールでは、ないんです。
もちろん、なかには本当に親身なエージェントさんもいます。
でも、正直、それはごく少数派。運がよければ出会えるかもしれない、というレベルです。
転職は、人生のターニングポイントです。
「迷っている」「自分の強みがよくわからない」そんな段階にいるなら、キャリア相談そのものが目的のサービスを使ったほうが、ずっと健全です。
エージェントにモヤモヤするのは、あなたのせいじゃありません。
期待する役割と、相手のビジネスの本質がズレているだけなんです。
まずは、そこに気づくことが大事です。
必要なときに、必要なサービスを選べる自分でいましょう。