職務経歴書

あえて“弱み”を書く?職務経歴書で差がつく自己PRの工夫

こんにちは、てらこです。

職務経歴書で差をつけたいなら、ちょっと意外な方法があります。

それは――あえて“苦手なこと”や“避けたい環境”を書くこと。

多くの人は、自己PRというと「ポジティブな話」を並べがちです。
でも、それだけでは読み手にとって「よくある内容」になってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、“自分らしさ”を逆から伝える方法です。
つまり、マイナスに思える内容をあえて入れることで、リアリティと説得力が生まれます。

たとえば、こんな書き方をします。

周りを気遣う性格であるため、電話やチャット対応が頻繁に発生すると、そちらを優先してしまい、本来の業務に集中する時間が削られる傾向があります。
応答時間を決めて対応できるような環境のほうが、より高い品質の成果につながると考えています。もちろん状況に応じて柔軟に対応しますが、集中できる時間を意識的に持つことで、自分の強みを最大限に活かせると感じています。

このように、ただの弱みではなく、「自分の特性を活かす工夫」へとつなげるのがコツです。

ネガティブな表現は、やりすぎると相手に「扱いにくい人かも?」という印象を与えてしまいます。だからこそ、「状況による」や「柔軟に対応できる」という一文を添えておくと、相手が安心して読める“逃げ道”になります。

自己PR=自分を売り込む場、と思われがちですが、本質的には「相手に誤解なく自分を伝える場」でもあります。

無理に盛って“できそうな人”を演じるよりも、ちゃんと“自分の性質”を伝えて、それを活かせる環境に出会う方が、結局はお互いのためです。

「こういう自分ですが、こうしたら活躍できます」
その構造が伝われば、読み手の納得感は大きくなります。

強みに見える“弱さ”の書き方、ぜひ取り入れてみてくださいね。

不安な方は、いつでもご相談ください。一緒に“あなたらしい自己PR”をつくっていきましょう。

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