転職あれこれ

転職のCMにある「スカウト」って何?…選考が有利になるわけではありません

こんにちは、てらこです。

「○○社から直接スカウトが!」「非公開求人へのご案内!」
こんなCM、見たことありませんか?

知らない人からすると、「登録して待っていれば、いい会社から声がかかって転職できるのかも」と期待してしまいがちです。
でも……ちょっと待ってください。

スカウトされた=“選ばれた側”と思い込むのは、危険です。

これは、かつての私自身が失敗した経験からお伝えしていることです。

ある有名な企業からスカウトメールをもらって、舞い上がりながらカジュアル面談に参加した私。
「私の経歴をちゃんと読んだ上で、声をかけてくれたんだろう」と思っていたので、安心しきっていたんですよね。

でも、話してみると何か違う。
会話は弾まず、面接官の目線もどこかよそよそしい。
そして極めつけは、給与の話。

「弊社の給与で気になる点はありますか?」と聞かれた私の返答がこちら。

「経歴とマッチしていますし、特に違和感ありません。求められるスキル・経験を考えれば妥当だと思います!」

今思い出しても、顔から火が出そうです。
完全に、“選ばれた人目線”の偉そうな態度。

結果はもちろん、お見送り。

スカウトって、あくまで「入り口の一つ」に過ぎません。
スカウト経由でも、通常応募でも、選考の厳しさは同じ。
「採用するかどうか」は、面談や面接の中でしっかり見られています。

スカウトされたからといって、企業側が前のめりなわけではありません。
人手不足の時代、企業側は多くの人に広く声をかけているだけ、というケースも多いのです。

だから、「待っていれば声がかかるだろう」では、いい出会いを逃します。
自分らしい働き方を実現したいなら、「受け身」ではなく、「主体的」に動くことが何より大切。

焦らなくて大丈夫。ちゃんと考えたい方は、いつでもご相談ください。
あなたのペースで、一歩ずつ進んでいきましょう。

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