一時期、婚活していました。街コンもお見合い形式も朝活もやりました。そこでわたしは気づいたのです。転職も婚活も、異なる領域に思えますが、共通点が多いことに!
11月22日のニュースで「20代夫婦に出会いのきっかけを尋ねたところ、「マッチングアプリ」が24%を占め、「職場・取引先」と並び最多だった」というものがありました。この話題にのっかって、転職✖️婚活についてお話します。
スペック重視は失敗のもと
転職活動でも婚活でも、多くの人が最初に陥りがちな落とし穴があります。それは、相手の「スペック」だけを重視することです。転職なら企業の規模、知名度、給与。婚活なら年収、容姿、学歴。これらの表面的な条件だけで相手を選んでも、実際に自分とマッチするとは限りません。
わかりきったことですが、導入はついそういうわかりやすいところで選んでしまいますよね。
あれ?企業側が応募者を学歴でふるいにかけるのと似ていますね。
「素の自分」が最終的に勝負を決める
いくら面接や出会いの場で格好よく振る舞っても、長期的には「素の自分」が必ず出てきます。無理に自分を飾ったり、相手に合わせようとしたりすると、そのうち関係はギクシャクし、長続きしなくなってしまうのです。
一番怖いのは、「素の自分」がよくわからなくなること。仮面をかぶってうまくやれる人もいますが(太宰治の人間失格みたいに)、普通の人はそんな器用じゃないですし、苦しくなってしまいます。
わたしの婚活の決め手は、「素の自分」でした。わたしってこんなに自由だったっけ?と思うほど、自由でいられる相手と出会えたため、婚活は無事に終了しました。そう思うと、結局やっぱりスペックじゃないんだぁと思います。
選ばれる側と選ぶ側の微妙な関係
転職も婚活も「選ばれる立場」であると同時に「選ぶ立場」でもあります。
単に受動的に待つのではなく、主体的に行動し、互いを理解し合うプロセスが重要です。むやみやたらに応募や出会いの場に参加するのではなく、じっくりと見極めながら進めることが成功の鍵となります。
「下手な鉄砲も数撃てば当たる」とも言いますが、数を打てるほど時間的に余裕がある人少ないのではないでしょうか?10%の力で100人にあたるより、80%の力で5人にあたる、くらいの気持ちで向き合う方が、真剣に向き合えるんじゃないかな?
「もっといい相手」の幻想に囚われるな
並行して複数の可能性を探ることは戦略的に有効です。しかし、「もっといい人がいるのでは」と常に探し続けることは、本来の目的を見失う危険があります。最終的に大切なのは、互いの価値観や人となりを理解し、共感できる関係性を築くことなのです。
大丈夫、100点の人を見つけたとしても、いつか減点されます。どんなに素晴らしい人でも、自分とあわないところが絶対にあります。そして、それはあなたにとって減点になります。そうなったとき、ひとつの減点から、他にも減点部分が見えてきて、気づけば「こんな人じゃなかったはずなのに」という思いが出てきます。
つまり、ずっと完全なものは存在しないのです。だからこそ、80点でも90点でも、自分がゆずれないところを明確にしていくことが重要なのです。
成功のための心構え
- 自己分析を徹底的に行う
- 数ではなく質を重視する
- 失敗を学びの機会と捉える
- 長期的な視点を持つ
- 互いの成長を支え合える関係性を目指す
転職も婚活も、単なる「マッチング」ではなく、互いの人生を豊かにする重要な選択です。その過程で自分自身を知り、成長できることこそ、最大の意義ではないでしょうか?
経験者として婚活も少しだけご相談のれますよ(^^)