「自分にあう仕事ってなんだろう?」そんな風に考えたことはありませんか?
仕事を単なる収入源として考えることもできますが、毎日何時間も費やすなら、自分らしく働けたり成長できる方がいいですよね。学校を卒業して初めて仕事に就くときは、「自分にあう仕事」が特にわかりません。でも、働き始めた今だって、そう簡単にわかるものではありません。
自分にあう仕事、一緒に探してみましょう。
自分にあう仕事の3要素
1. 自分の強みを活かせる仕事
例えば、人と話すことが得意な方は、接客や営業、コンサルティングなどのコミュニケーション力が求められる職種が向いているかもしれません。
2. 経験とスキルが活きる仕事
これまでに培ってきた能力を最大限に発揮できる環境。例えば、スクールで学んだスキルをWeb制作の仕事で活かすといったものです。
3. 会社の社風と自分の価値観の一致
ワークライフバランスを重視する会社なのか、成果重視なのか、働く環境が自分の考え方やライフスタイルと合っていることも、とても大切です。
自分にあわない仕事のストレス
自分に合わない仕事を続けると、こんなストレスを受けてしまいます。悪循環です。
金銭的ストレス
金銭的な不一致があると、日々の暮らしで精いっぱいになってしまうかもしれません。金銭的に余裕がなくなると、精神的にも余裕がなくなります。やりたいこと、がんばろうとしていることにも手を出しにくくなります。
精神的ストレス
毎日が苦痛で、心身ともに疲れ果ててしまうかもしれません。平常であれば気にならないことも、敏感になってストレスを感じてしまいます。大したことでもないのに、ふいに涙があふれてくることも。。
将来への不安
キャリアの先が見えず、漠然とした不安にさいなまれてしまうかもしれません。「あわないけどできる」仕事だった場合、このまま続けていいのか不安に思うタイミングが出てきます。
人間関係の難しさ
職場の人々と価値観や興味が合わず、コミュニケーションに苦労するかもしれません。
例えば、あなたは最新の生成AIに興味があって、それを使ってみたときの話をしたいのに、「AIなんてなくなればいいのに。仕事なくなるじゃん」みたいな人ばかりの職場だと、話が合わなくてつまらないですよね。興味がないだけならいいですが、否定されてしまうと、自分の価値観を否定されたようでつらくなります。
仕事に対する考え方・向き合い方、進める方法、スピードなど、人それぞれのやり方があります。自分と違うことが問題なのではなく、違うことを受け入れられず、相手を攻撃するような人がいる職場は続けられません。
自分にあう仕事を見つける方法
1. 自己分析
まずは自分自身を深く知ることから始めましょう。知っているつもりでも意外と気づいていないことが多いものです。また、奥底にある核は変わりませんが、年齢・環境によっても自分は変化します。人と関わることでも変化します。
わかっているつもりにならず、定期的に自分の棚卸をしましょう。
- 自分の強みは何か?苦手なことは何か?
- どんな時に楽しさや充実感を感じるか?
- 大切にしている価値観は?
- これだったら時間を忘れてやれることは?
- 何の苦労もせずにできることは?
- よくやってしまうミスはどんなもの?
- どんなことに感動する?
2. 他己分析
自分から見えない自分=他人から見た自分、について知ることも大切です。自分の認識している自分と、他人から見た自分が完全一致している人は少ないものです。周りの人に「わたしってどんな人?」と聞けると良いですが、聞けなくても以下の観点を振り返ることで、他己分析に使えます。
- 友だち、家族、職場の人、お客さまなど、周りにいる人から「ありがとう」と言われたのはどんなとき?
- 友だち、家族、職場の人、お客さまなど、周りにいる人から褒められたのはどんなとき?
3. 業界・職種研究
知らないことは検討材料に上がってきません。自分の知らない業界や職種(働き方)を調べて、新しい可能性を探りましょう。
- 興味のある業界は?どんなトレンド?
- 将来性のある分野はどこか?
- 自分のスキルが活かせる領域は?
これらの情報を包括して、こんな仕事があいそうだな、と見つくろっていきます。
キャリア戦略
前項で見つくろった”自分にあいそうな仕事”について、現状の自分と比較して戦略をたてます。
1. スキルマッピング
スキルの比較をして、どれくらいの差があるのかを具体的に理解します。
- 自分にあいそうな仕事の「必要なスキル」を書き出す
- 自分の「今持っているスキル」を書き出す
2. スキルの優先順位の決定
書き出したスキルについて、優先順位を決めます。優先順位の決め方は、
- そのスキルがないと携われないかどうか
- そのスキルを証明するために、資格が必要かどうか
- そのスキルの希少性
の観点に当てはまるものほど、優先順位を「高」で設定します。
3. スキルアップ
優先順位が「高」のもので自分にないスキルがあれば、そのスキルの習得に努めます。「今持っているスキル」だけでまかなえるのであれば、ここはスキップして自分にあう会社を探しましょう。今いる会社の異動で解決できる場合は、前項でまとめた情報を持って人事の方に相談すると良いでしょう。
4. 会社選び
今いる会社が自分にあわない場合は、スキルアップと並行して別の会社を探します。前項でまとめた分析と照らし合わせて、求人サイトなどからピンとくる会社を選びます。
探すときにポイントになるのは、「業界か職種のどちらかを現状と同じにする」ということです。どちらも別になると、完全未経験という扱いになり、年齢を重ねるほど難しくなります。
- 業界統一:飲食業界で営業職をやっていた方が、接客業に転職するというパターン
- 職種統一:接客業をやっていた方が、飲食業界からアパレル業界へ転職するというパターン
業界と職種がどちらも同じであれば、競合他社に転職することになりますので、どのような違いで転職するのか、を明確にするのがポイントです。
どのような探し方でも、「絶対に譲れないポイント」を具体的に言語化して、探していくのが重要です。
よく言われることですが、これらの分析や選択をひとりでやるのは現実的ではありません。どうしても思い込みがあるからです。自分にとっての「当たり前」は、他人から見るとそうではないこともあります。
せっかく「自分にあう仕事」に向けて動いているのだから、周りの人の力を借りないのはもったいないです。わたしのようなキャリアコンサルタントもいますし、転職エージェントもたくさんいらっしゃいます。
「仕事探しには転職エージェント」というのは一般化していますが、わたしは前段の自己分析・他己分析がより重要だと考えています。自分のことは自分がよくわかっているとか、就職活動のときにやったから大丈夫とか、それがもう思い込みです。
感覚的にはわかっているかもしれませんが、「自分」というものをきちんと言語化できますか?
「あなたはどういう人ですか?」と聞かれて、曖昧ではなく、はっきり自信を持って自分を紹介できますか?
その自分と希望する仕事があっていることを、論理的に説明できますか?
これらが伝えられないと、面接官に伝わらなくて不採用です。そうしたらまた最初からやり直しです。だからこそ、最初の分析と言語化が一番重要なのです。ここについて力を入れている会社がありますので、ぜひ見てみてください。単なる転職エージェントではありません。
自分にあう仕事は、すぐに見つかるものではありません。そう簡単にわかったら誰も苦労していません。でも、焦らず自分を信じて、一歩ずつ前に進んでいくしか方法はありません。そのスタートは少しでも早くきった方が早くゴールにたどり着けます。
あなたの人生は、あなた自身が主役です。あなたらしい仕事を見つける旅を、一緒に楽しんで進んでいきましょう!
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