友だち何人いますか?
正直に言いますが、わたしは友だち多くありません。でも、寂しいとか、増やしたいと思うことはありません。むしろ、数で測れない大切な友だちばかりです。
今の社会は、SNSでフォロワーの数を可視化し、多ければ多いほど「人気がある」、「影響力がある」と評価する風潮があります。でも、本当に大切な人間関係は、そんな単純な数字では測れないのではないでしょうか。
承認欲求に囲まれるSNS
SNSで、その人のまわりにいる人の数が一目で分かるようになりました。何百人、何千人とつながりを持つことが、かっこいいことのように思われています。
でも、それらはどのような関係でしょうか?挨拶を交わす程度の関係性、たまに「いいね」を押す程度のつながり、そのようなつながりは、あなたをHappyにするものでしょうか?
多数のフォロワーを意識することで、本音が言えなくなっている人がいます。みんなから嫌われないこと、否定されないことを意識して、好かれる自分を演じている人を見かけます。あえて炎上するようなことを言って、誰かの意識を向けようとしている人もいます。
「承認欲求」という言葉が、曲名になるほど身近な言葉になっています。(ちなみにわたしは櫻坂好きです)
「いいね」を押してもらえると嬉しい気持ちはわかります。しかし、そこに固執してしまったら…つらくないですか?
オフラインでの友だち
わたしは友だちが少ない方ですが、その友だちにはなんでもさらけだせます。心の奥底にあるネガティブな感情も、誰かを批判するような本音も話せます。これは、一般的な関係では友だちというより、親友と言えるかもしれません。
何年も会っていなくても、連絡していなくても、久しぶりに会うと、まるで昨日も会っていたかのように会話が弾みます。どこに住んでいても、どんな仕事をしていても、家族構成が変わっていても、お互いを思いやる気持ちが変わらない。そんな関係性なのです。
そんな友だちがいてくれるからこそ、SNS上に友だちのような関係は求めません。承認してほしいという気持ちもわきません。
わたしの発信に批判・否定があれば悲しいですが、それに思い悩むことはありません。オフライン(わたしにとってのリアル)とオンラインでコミュニティが違うため、「まあそういうこともあるよね」と理解するようにしています。
数は社会的評価ではありません
フォロワーが多いとなんらかのビジネスにつながるかもしれません。でも、とある商品を売るために、買いそうにない人を100人集められて1人が買ってくれるより、買いそうな人を5人集められて4人買ってくれた方が売り上げになります。
つまり、ビジネスにおいても量より質なのです。
だから、数にこだわる必要はありません。集客で母数だけを考えているようであれば、それは先細りになるのが見えています。
【転職の新常識】「大量エントリー」の常識を疑え!転職活動の新戦略 の記事にもあるとおり、一般的に正しいとされていることが正しいとは限りません。
フォロワーの数や友だちの数が、あなたの価値を決めるものではありません。あなたがわかってほしいと思っている相手に、わかってもらえることがよっぽど大切です。
誰かの価値観や常識にとらわれないでください。
数多くの表面的なつながりよりも、心の奥底でつながれる少数の友だち。そんな関係性の方が、ずっと豊かで深く、大切にしたいものだとわたしは信じています。それがわたしにとって人間関係の本質です。
あなたも、「友だちの数」という呪縛から解放されてみませんか?本当に大切なつながりを、静かに、そして深く育てていく。それがきっと、あなたをHappyにするはずです。