啓蒙

誰に向けて何を発信するかということ

2024年11月4日

Xで真偽気にせずリポストしている人、芸能人の好ましくない表現をただ批判している人、気に入らない道行く人を晒して共感を集めようとする人、まるで「自分が正しいことを言っている」と言わんばかりの表現を目にすると嫌気が差します。

嫌な気持ちになるような話題はスルーしていますが、「自分が正しいことを言っている」声の大きな人がこれ以上増えないといいなぁ、というのがわたしの勝手な気持ちです。

「この発信によって誰か傷つく人はいないか?」・「この発信はただの自己満足ではないか」と一度立ち止まって、自分以外の誰かのことに意識を向けてはいかがでしょうか?感情的に動くのではなく、客観的に理性的に距離を置いてみる行動こそ「人間らしい」と思います。そちらの方が説得力も増します。

わたしはこうやって知らない方向けに発信するようになりましたが、言葉を紡ぐのが難しいと日々感じています。本当に言いたいことは何なのか、その思いが正しく伝わるだろうか、伝わった相手の考えや行動にどう影響するだろうか…言葉の重みを実感しています。難しいけれどそれに向き合って試行錯誤していきます。わたしが発信したいのは"情報"ではありません。

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