「未経験からIT業界に転職すると給与はどうなりますか?」についてお答えします。正確な数字は会社によって異なりますので、あくまでわたしの経験がベースです。
下図のように、中抜きされていくと会社の売上そのものが下がります。給与はおおよそ売上の40%~60%で設定されることが多いため、四次請け会社で40万の業務を請け負った場合、40%で設定されると16万円になります。あなたの月収が16万だとすると、そこから社会保険料が抜かれて、雇用保険料が抜かれて…と悲しい金額になりますね。ただし、人手不足と言われる中、IT業界で16万は結構低いと考えられますので、現実的には20~25万になります。差額分はより高単価の売上を上げられる人で均して、会社の利益を確保します。
つまり、会社としてあまり売上にならない社員は、より高単価の案件に変わってもらって売上を上げていくことが重要です。とは言っても「経験xヶ月です(未経験ではありません)」と言って高単価の案件に入ると、「xx万も払っているのに全然できない人じゃないか!」と発注元を怒らせてしまったり、「高いスキルを要求されるができるわけないじゃないか!」と社員が辞めていく原因にもなります。
じゃあずっと低単価のままでいいかというと、当然そういうわけにはいきません。それは会社・社員側ともに不幸になります。
わたしたちができることは、学ぶこと・スキルアップ・経験を積むことです。できることを増やして売り上げをあげていく。それが給与UPにつながっていく。がんばらない人は給与が上がらなくて当然です。逆を言えば、がんばり次第で給与が上げられるのです。だからわたしはIT業界をおすすめしています。
わたしは月収21万からスタートして何倍にも上げてきました。あなたと違う人間であるため全く同じようにはなりませんが、それくらい自分のがんばりが評価してもらいやすい業界なのです。本気で給与を上げたい、がんばりたいと思って動く人をわたしは支援したいと思っています。